はくちょう座に潜む散光星雲
はくちょう座の腹部から尾部にかけて、肉眼では見えない散光星雲が潜んでいる。画面、上部の一番明るい星がデネブで、その左上の大きな赤い星雲は「北アメリカ星雲」。形が北アメリカ大陸に似ているところから名づけられ、18世紀の天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見された。その星雲の右下には、ペリカンに似た「ペリカン星雲」。画面中央付近に輝くγ星付近にも、散光星雲が広がる。これらの散光星雲、写真で撮影しないと姿を見ることができない。
(C)八板康麿
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